清水郁子 SVP of BRANDED COMMUNICATION
STORIES INTERNATIONAL(LAオフィス)でマネージャーとして事業を牽引する清水郁子さんに、15名体制に拡大しているLAオフィスを含めて、STORIESグループの今後について、色々とお話をうかがいました。
ーー米国に来られるまでのキャリアについて教えてください。
日本の大学を卒業後、2010年にベクトルに新卒で入社しました。
当時のベクトルは、ベンチャーのPR会社としてすごく勢いのある会社でした。代表の西江さんが戦略PRという言葉を用いて発信をしていて、PRこそが世の中を変えるんだという機運があった時代でした。
大学時代を精一杯過ごすタイプだったので、就職活動では色々な業界に触れてみようという思いで金融やブライダル業界など様々な業界な会社を見ていました。その中で、ベクトルの入社説明会でこの会社に入りたい、PRの仕事をやってみたいと思い入社を決めました。大学時代にはダンスサークルに所属していたので、何かを表現する、発信するということ自体が性に合っていたのかもしれません。
ベクトルには6年間在籍しました。主に化粧品などの美容業界が多かったのですが、中小企業から大手企業まで様々な形で商品やサービスを世に広めるお手伝いをする経験を積ませてもらいました。また、PRの仕事だけでなく、当時社長だった西江さんのもとでいくつかの新規事業開発に携わらせていただいたり、社内横断事業で中途採用のマニュアル作成や社内のケーススタディをまとめたりなど、PRという枠にとらわれず様々なチャレンジをさせてもらえました。
ーー渡米のきっかけについて教えてください。
日本での仕事や人間関係など特に不満はなかったのですが、当時まだ20代だったので新しいことに挑戦したい、新しいことを吸収したいと思ったことがきっかけです。PRの仕事も、認知や露出を獲得する自分なりの方法論が見つかった気がしていて、後輩を指導するなどマネジメントに費やす時間も増えてきていました。まだまだ新しいことに挑戦したい、グローバルに活躍できる人材になりたいという思いもあり、「とりあえず行っちゃえ」という勢いで渡米を決めました。
当初は、半年間で英語を学んで日本へ戻り、外資系企業でグローバル案件に携わりたいと考えていました。ただ改めて考えてみると、英語ができるだけなら日本にもたくさんの人材がいる中で、グローバルな環境で働いた経験がなければ自分の強みにはならないと思い、アメリカで働いてみようと決心しました。米国で滞在する中で縁があって友人の紹介でSTORIESグループ代表の鈴木と出会い、渡米から1年半後、2017年の9月にSTORIESにジョインすることになりました。
ーーSTORIESでの初期の仕事について聞かせてください。
私がジョインした時のSTORIESは映像制作サービスを提供するということをメインにしていました。ベクトル時代に映像制作の経験も多少はあったのですが、本格的な映像制作の経験はありませんでした。見知らぬ土地で右も左も分からない中で、自分ができることで売上を作ろうと思い、PR・マーケティングなど自分の強みを活かして、映像に限らない仕事を取り始めました。最初の案件での売上は$500でしたし、本当に小さな案件から徐々に成功体験を積み重ねていきました。
そうしたタイミングで日本で培っていたネットワークの関係値が生きてきて、より大きな案件にも繋がっていきました。仕事をもらうにも実績が必要なので、LAで積み重ねていた小さな案件が確かな実績となりました。
ーーやりがいがあった仕事について教えてもらえますか。
これまで携わったどの案件もやりがいと思い入れがあるものなのですが、STORIESがスケールするきっかけとなり、自分としてもこういう仕事をやっていきたいと思えたきっかけにもなった案件としてJFOODOさんとのお仕事があります。
日本酒を米国市場にプロモーションするお仕事で、日本人である自分たちだからこそできた仕事だと自負しています。日本酒を寿司や刺身といった日本食だけでなく、オイスターやロブスターといったアメリカ人に馴染みのあるシーフードとも相性が良く、うま味が醸成されるといったことをメッセージとして打ち出しました。
結果として、JFOODOさんのお仕事で焼酎や発酵調味料のプロモーションにも提案段階から関わらせて頂き、個人的にも食べることが好きなので、自分の好きと仕事が合致した形でお仕事をさせてもらえています。
STORIESのこれからについて
ーー仕事を進める上で大切にしていることはなんですか。
まず、クライアントさんに対して誠実であることです。私たちは自分たちで商品を作っているわけではないので、代理店としてサービスを提供しているんだと考えています。クライアントさんに向き合うこと、誠実であること、そして力強いパートナーと思っていただくことを心がけています。
自分だったらこうして欲しいだろうなと、自分事としてクライアントさんと向き合うことで、痒いところまで手が届くサービスが提供できます。そうしたホスピタリティによって、クライアントさんとより長く、親密な関係性を構築することができ、様々な形で自分たちに返ってくるという成功体験にも繋がると思います。
ーー2023年10周年を迎え、15名まで拡大しているSTORIES LAオフィス、LAチームはどんな雰囲気で、どういった方にチームに参加して欲しいですか。
ーーオンオフがはっきりしているチームだと思います。仕事に集中している中でも、ちょっと会話が盛り上がれば賑やかになったりと、メリハリのある明るい雰囲気で仕事をしています。カルチャー的な部分だと、お互い助け合う、ということができるチームです。チームで仕事をやり遂げようという意識があるのはもちろんですが、チーム内でもホスピタリティを発揮して、お互いを思いやるチームスピリットが根付いていると思います。
やはり経験の浅い方に求める資質は、素直で吸収力がある人です。ある程度の経験を持って当社に参画される方にはウェブサイトの中にもありますが、ホスピタリティーを持って自責的に考えて、チーム・クライアントのために積極的に動けるメンバーにジョインしていただきたいと考えています。ぜひグローバルに活躍し、チームに貢献してくださる新しいメンバーの参加を楽しみにしています。

STORIES INTERNATIONAL 10周年パーティーにて
